私は十数年前に土肥に嫁ぎました。初めての田舎暮らし、そして旅館の女将という環境にはじめは戸惑い、涙することもありましたが、旅館のおもてなしについての大先輩でもある先代社長と大女将からの心優しい支えの元、美しい景色、壮大な大自然、そして何よりも心から信頼のおける仲間たちと共に、毎日心から楽しみながら、おもてなしに当たらせていただいております。女性目線でしか気づかない事や心遣いに気を配り、ご滞在中はお客様皆様の「母」のような存在になれますよう、日々奮闘しております。

おもてなしは、お客様のニーズを聞いているだけではだめなんだ、ということ。

お客様のニーズに応えているだけでは、特別になりません。 なぜならニーズに応えるだけでは、そこに感動も感謝も生まれないからです。 それに、そんなことは、どこのホテルや旅館でもやっていることですよね。

土肥館のサービスはお客様のニーズを超えて先回りするということ。 お客様の持っている期待を、少しずつ超えていく。 そういうことだと思っています。 そのためにも常に自然体でお一人お一人にご満足いただけるおもてなしを心がけています。

PS: ふれあいのひととき、土肥館の心をお感じいただけたら幸いでございます。

お食事処でのおもてなしの基本、フロントでの対応など、宿に於ける全ての業務を経験し、2016年5月より「ゲスト・リレーションズ」として、お客様からの様々なニーズに対応させていただいております。 館内の過ごし方や周辺観光のご案内はもちろんなのですが、私が特に得意としておりますのはアニバーサリーのお手伝いでございます。お誕生日や結婚記念日、ご入学ご卒業などの節目のお祝い、そしてプロポーズ。 先日も、とあるご夫婦のお客様の奥様のお誕生祝いのお手伝いをさせていただきました。「花束をお部屋に置いておいて欲しい」とご要望をいただいたのですが、旦那様とお打ち合わせ、お夕食のお時間に奥様には内緒で花束をセット、手品のように旦那様が花束を奥様の目の前に・・・奥様にも、旦那様にも大変喜んでいただきました。 感動を生むお手伝いを、そして溢れる喜びや嬉しさの感情の側でそれを感じさせていただける。 そして日々お客様からいただける沢山の笑顔を日々の糧に、毎日「ゲスト・リレーションズデスク」におりますので、どんな些細なことでもお気づきの事、お困りの事、そしてもちろんサプライズのお手伝いまで、お気軽にお声掛けいただければと思います。

PS:事前のサプライズは是非、お電話で小浦をご指名くださいませ。沢山の皆様の笑顔のお手伝いをさせていただきます。

海の幸に縁の無い群馬県に育ちましたので、17年前に伊豆の海の幸に触れたときに得も言われる感動を覚えたことを鮮明に覚えています。いくら鮮度が良いからといっても、素材の扱いを間違えると台無しになってしまう。遠方からせっかく足をお運びいただけるお客様に その昔私が触れた感動を味わっていただくため、また「鮮度を生かす」ということを体現するため、毎日試行錯誤の繰り返しです。日々板場に建つ中で、お食事中のお席から聞こえてくる楽しそうな笑い声、そしてお褒めのお言葉が何よりの励みです。是非一度、牧水荘土肥館の和食を味わいに足をお運びくださいませ。